身体の柔軟性の決め手となる部位をしっかりと知ってからストレッチを行うと、より効果的に身体を柔らかくすることが出来るので途中で挫折しません。
なぜ身体が硬くなるの?
なぜ、私たちは身体が硬くなるのでしょうか?まずはその原因を知っておく必要があります。
昔に比べると私たちは、日常生活を快適におくる為にあらゆる環境下で身体を動かす機会が減ってきています。
日中、仕事中なら何処か遠くに移動する際には車や電車を使用しますし、階段の上り下りが辛いからといって直ぐにエレベーターやエスカレーターなど使う為、普段から慢性的な運動不足の状態です。
また、ご家庭にいる時にもソフォーに座ったままTVの番組を変えるにも手元のリモコンでことは足りますし、電気を点けたり消したりする際にもリモコンでピッとすると歩かないですし、昔のように肩より上に手を上げることなく電気などが点いたり消えたりしてくれます。
この様な日常生活を送っていると歩く際に使うはずの股関節周りは硬くなりますし、肩関節も硬くなりがちになります。
日々関節を動かさないでいるとそれら関節に付着している筋肉も必然的に動かなくなるので筋肉も凝り固まって柔軟性が低下し硬くなってしまします。
身体をスムーズに動かすのに必要な部位を知る
身体が硬いので柔らかくしたいと思っても、どの部位を柔らかくしていいのか見当がつかないのが本音では無いでしょうか?
また、身体がスムーズに動くようにするには、ただある一か所だけの柔軟をすれば良いという箇所はございません。
しかし主要となる箇所があるのでその主要となる関節の柔軟性を高める努力をすることにより、ご自身の身体は普段の生活でスムーズに動かす事が出来るようになり身体が柔らかくなるでしょう。
身体を3つのパーツとして考える
身体がスムーズに動くようになる為には、体幹とその体幹を結ぶ役割を持つ肩甲骨と股関節の動きをスムーズにすることで普段のギクシャクした動きに比べ身体はより滑らかに動くようになります。
肩甲骨や股関節を主にメインとしてストレッチをすることを、以前ですと「コアストレッチ」と呼ばれていましたが、何でもかんでも「体幹」と付けた方が読者ウケするので「体幹ストレッチ」などと呼ばれるようになりました。
ですのでどちらもほぼ同じような意味合いですので余り気にされないでください。
そして身体が硬くて気にされている方は、直ぐにでも色々なストレッチをし身体の柔軟性を確保したいと思います。
しかしまずはベースとなる股関節の稼働域を広めることと肩甲骨(肩関節)の稼働域を広めることから始めた方がより効果的に身体の柔軟性が向上します。
股関節や肩甲骨周りが硬いままストレッチをされても余り効果が無いストレッチなどもございますのでお気を付けになってください。
コアストレッチの方法などはコチラでお話しております