年齢に関係なく猫背の様な姿勢不良の人が増えていますが、姿勢を正そうと背中を真っ直ぐにする動作をされる方が多いです。
猫背は実際に背中が丸まっているので背中を伸ばすことは大事ですが、その猫背の原因が背中ではなく別の箇所に原因がある場合があります。
その様に背中が原因では無い場合には、背中ばかり意識しても猫背は改善できません。
特にスマホを長時間使用するという方は身体の前側の筋肉(大胸筋など)の柔軟性が低下しやすく、猫背などの姿勢不良になりやすい傾向があります。
猫背のような姿勢不良は肩こりやストレートネックの原因にもなるので、自分が猫背だと思われる方は大胸筋の柔軟性を高め猫背を改善していきましょう。
そこでここでは大胸筋と猫背との関係性について解説していきます。
大胸筋の柔軟性が低下することで猫背の姿勢になる
生活環境の変化でスマホを長時間使用されている方が増え、常に胸や背中を丸めているという方が増えました。
それにより大胸筋が常に萎縮した状態となり、大胸筋が凝り固まる(柔軟性の低下)といった状況が起こりやすくなります。
大胸筋は肩関節にも影響を与える筋肉で、大胸筋が萎縮すると肩関節が内側へ巻き込まれます。
肩が内側に巻き込まれた姿勢のことを巻き肩と呼ばれ、猫肩こりの原因とされています。
巻き肩にも様々なタイプがあるので一概に大胸筋だけが原因ではありませんが、自分の肩が内側に入り最近猫背の心配をされているという方は実は大胸筋が原因かも知れませんよ。
大胸筋が原因の猫背は背中を意識しても改善できない
自分の姿勢が猫背だと心配されている方は増えていますが、結局のところそのまま放置されているという方が多いのではないでしょうか?
猫背などの姿勢不良は歳を重ねてから改善するよりも、若い時にしっかりと改善した方が早期に改善が見込めます。
また大胸筋の萎縮で肩が内側に入ってしまって猫背になって場合は、いくら背中を真っ直ぐ意識し正しい姿勢をしようしても綺麗な姿勢を維持することは難しいです。
なので猫背などの姿勢を改善されたい方は、先ずは自分の猫背の原因はどこなのかしっかりと理解することが大事です。
また猫背にも様々なタイプに分けられますので、自分がどのタイプの猫背なのかは猫背にも色々なタイプに分けられるにて詳しく解説しています。
胸周りの筋肉は重要な筋肉がいっぱいある
胸部周辺には良い姿勢を保つために、とても重要な筋肉たちが密集しています。
中でも胸部の筋肉で代表的な筋肉と言えば『大胸筋』と呼ばれる筋肉です。
大胸筋とは簡単に言ってしまうと腕を上下左右に動かす時には必ず使う筋肉で、日常の生活においても非常に大事な筋肉です。
また大胸筋は胸の付け根と肩の付け根とを繋いでおり、肩関節にも大いに影響を与えています。
大胸筋は3つの部位に分かれている
大胸筋は上半身の筋肉の中でもかなり大きな筋肉で、色々な方向へと伸びている筋肉です。
また大胸筋には上部・中部・下部と3つの筋肉に分かれているので、普段から大胸筋のストレッチをしていても実は1ヵ所しかストレッチが出来ていないという場合があります。
なので大胸筋全体をしっかりストレッチすることを心掛けなくてはいけません。
しかし大胸筋をちゃんとストレッチをしましょうと言われても、どのようなストレッチがあるのか分からない方が多いかと思います。
そこで代表的な大胸筋のストレッチをコチラでご案内していますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。
参考肩こり予防&姿勢改善におすすめな大胸筋のストレッチ
デスクワークやスマホの使い過ぎにより、日常的に大胸筋(胸で1番大きな筋肉)が常に萎縮した状態が続きます。 大胸筋が萎縮することで肩が内側に入る巻き肩や背中が丸まり猫背などの姿勢不良になりやすくなります ...
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姿勢矯正ならヨシダカイロプラクティックオフィスにご相談を
この様に猫背などの悪い姿勢の原因には、大胸筋が関係していることがあります。
大胸筋などが原因で猫背気味になっている方は、自分で綺麗な姿勢を意識しても中々猫背などを改善することが出来ません。
先ずは猫背などの姿勢になっている原因をしっかりと理解することが大事です。
旭川市で整体院を営むヨシダカイロプラクティックではこれら不良姿勢の根本的な原因に最適な施術を心掛けているので、不良姿勢などの改善に大変好評をいただいています。
また整体院での施術で一時的に猫背が改善しても、日常生活の中で歪みやすい行動を取っているとまた直ぐに悪い姿勢に逆戻りしてしまいます。
なので当整体院ではご自宅で出来る様々なストレッチなどもご提案しています。
本気で姿勢を変えたいのなら姿勢矯正が得意な当整体院までご相談を