肩こりや腰痛を予防する為にはストレッチなどが効果的なのは皆さんもご存知かと思います。
そしてストレッチなどで身体への変化が現れるのは、最低でも約1ヶ月程度かかると言われています。
しかし1ヶ月程度ストレッチを継続しても効果がでないという場合は、そのストレッチの方法に問題があるかも知れません。
当整体院でも施術後にご自宅で出来るストレッチの指導をしていますが、普段あまり身体を動かす経験がないという方は正しいストレッチが出来ていないという場合があります。
ストレッチなどの動作は一見すると簡単そうにみえますが、しっかりとポイントを押さえなければ期待する効果は実感できません。
そこでここではストレッチをする際のポイントについて解説をしていきたいと思います。
ストレッチをしても効果が実感できない人の特徴
ストレッチをしていても中々身体に変化があらわれず「ストレッチって意味ないじゃん」って思っている人も多いですよね。
日々継続してストレッチをしていても身体に変化があらわれないという人の特徴として、ただなんとなく形を真似ているだけでどこが伸びているのか分かっていないで行っていることが挙げられます。
またストレッチをほんの数回行っただけで直ぐに結果が出ると思われる人なども「ストレッチって意味ないじゃん」って思ってしまう人が多いです。
ここではただ何となく形を真似てストレッチをされているという人についてのお話をさせていただきます。
ストレッチをしても身体に変化が現れない人とは
日々継続的にストレッチをしているとどんな人でも1ヶ月程度で身体は変化してきます。
先程も言いましたがほんの数回ストレッチをしても身体は変化してくれませんが、継続することで必ずストレッチの効果は期待できます。
しかしストレッチを継続して行っているのにも関わらず、ストレッチの効果が出ないという人がいます。
その様な人の場合、下記のような原因が考えられます。
ストレッチの効果がでない人
- 伸ばしたい部位を伸ばしていない
- 筋肉の柔軟性が著しく低下している
- 身体の動かし方を忘れてる
ストレッチを継続的に行っても身体への変化がでない人はこのような原因が考えられます。
それではもう少し各原因について解説をしていきます。
ストレッチしたい部位をしっかり意識し筋肉を伸ばしましょう
ストレッチの効果が実感できない人で特に多いのが、ストレッチをする際にどこが伸びているのか分からないままただ形だけ真似しているひとです。
当整体院では施術後にストレッチなどの指導をさせていただきますが、きちんと伸ばしたい部位が伸びていないという人がいます。
その様な場合にはきちんと伸ばしたい部位が伸びる様にしっかりと指導をしますが、ご自宅などで動画などを見ながらセルフケアをされている人の場合なんとなくストレッチをしてしまいますよね。
ストレッチはポイントを押さえないとあまり効果が期待できないでもお話していますが、ただ何となく形を真似るだけのストレッチできちんと伸ばしたい部位が伸びていないと身体には変化はあらわれません。
せっかく肩こりや腰痛予防のためにストレッチをされるなら、きちんと伸ばしたい部位を確認しながら行ってください。
そして伸ばしたい部位(筋肉)に対しピンポイントでアプローチするようにしてください。
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元々の身体が硬い人はストレッチの効果を実感しにくい
大抵の人の場合1ヶ月間程度ストレッチを継続していれば、徐々に身体は変化してきます。
しかし中にはストレッチを継続的に行っていても、中々身体に変化が現れないという人がいます。
例えば今まで全く身体を動かす機会が無かったという人です。
個人差もありますがその様な人の場合、身体への変化が現れるまで1ヶ月以上かかる場合もあります。
なので今まで身体を動かす機会が無かったという人は、身体への変化が現れるまで1ヶ月以上かかるということを理解しておかなければなりません。
また小さい頃から身体が硬いという人もおられます。
その様な人の場合も同様に伸ばしたい部位をきちんと伸ばすことが難しい傾向があります。
その様な人もしっかりと筋肉を伸ばさせるようになるまで時間がかかりますよね。
何事も焦らず自分のペースで行うようにしてくださいね。
深層部の筋肉や関節を上手く動かせれない
運動なども多少なりともしていたしきちんと伸ばす部位を確認しながらストレッチをしているが効果があまり実感出来ないという方もいます。
その様な方の場合には身体のコア(体幹部分)の関節が上手に動かせないという方がいます。
例えば一般的に「背骨の関節を動かしてください」と言われても中々背骨を動かすなんて日常生活では意識することがないので難しいかと思います。
これと同じく普段意識して動かさないでいると脳はどのように動かしていいのか忘れてしまうので、動かし方を忘れた関節などの動かし方を再度思い出すことも大事になります。
ストレッチをしても上記のようなことが要因の為に効果がなかなか実感できない方がいます。
体幹ストレッチとは
体幹トレーニングという言葉は聞き慣れてきましたが、体幹ストレッチ(コアのストレッチ)という言葉はあまり聞き慣れないかと思います。
それでは実際にコアストレッチとはどのようなものなのか説明していきたいと思います。
コア(体幹)を動かしていますか?
実は普段の生活でコア(体幹)は余り動かさなくても日常生活を送るのにさほど支障は起きません。
逆に近年ではあまり体幹を動かさない様な生活に変化してきています。
例えば体幹で重要な背骨で言えば、日常生活の中であまり背伸びなどをしなくなってきています。
普段から「意識的に背伸びをしているよ」と言う人はいいのですが、普段の生活では腕を頭の上まで上げる動作や背中を反る動作など日常生活の中でほとんどしてないですよね。
またコア(体幹)と下半身をつなぐ股関節も日常生活の中で動かす機会は減って来ています。
今では洋式のトイレが主流となっていますが、以前ならどこの家庭でも和式トイレが当たり前でした。
和式トイレですと1日に最低1回はしゃがむ動作を行っていましたが、洋式トイレですと「しゃがむ」という動作を全くしなくなってしまいました。
この様に普段の生活で私たちは知らない内に身体を動かすという動作を減らしてしまったのです。
これにより身体の中心に位置する体幹や体幹と下半身を結ぶ股関節、または体幹と腕を結ぶ肩甲骨などが動かしずらくなってしまったのです。
日常的に身体を動かす機会が減って来たなと思われる人はこちらでコアストレッチの方法とメリットについて詳しく解説しています。
またコア(体幹)について間違った認識をされているという人も多いかと思います。
コア(体幹)を鍛えると身体の歪みなども予防できるので、猫背気味の人や巻き肩や平背の人は是非に体幹を鍛えるようにしてましょう。
そして身体が硬いと身体には様々なデメリットを引き起こします。
特にスポーツをされている様な方の場合、デメリットばかりなので普段からストレッチなどをして身体の柔軟性をあげる努力をしてください