またそれら姿勢でいることで肩こりや腰痛などといった症状を引き起こしやすくなります。
なのでそれら症状にならない為にも普段から正しい姿勢でいることは大事ですが、注意をしていても知らず知らずの内に身体は歪み猫背などの悪い姿勢でいることが多くなります。
それではなぜ注意をしていても身体は歪んでしまうのでしょうか?
それは普段からあまり身体を動かさないことに原因があります。
いくら正しい姿勢でいようと意識をしても、普段から身体を動かす習慣が無いという人は姿勢維持に欠かせない筋力の低下や関節の可動域が減少しどうしても身体は歪みやすくなるのです。
身体を動かす習慣が無い人は筋力や関節の可動域が低下する
デスクワーク中心の仕事だったり移動の際は車などを使うことが多くなり、私たちの生活の中であまり身体を動かす機会というのは減って来ています。
日常的に身体を動かす機会が減ることにより姿勢維持には欠かせない筋肉量は徐々に低下していきます。
また長時間同じ姿勢でいることにより、関節の可動域が減少します。
これら「筋肉量の低下」や「可動域の減少」はなにもしないでいると徐々に進行するだけで、それらを予防するには身体を動かすしか改善する方法はありません。
しかし日常生活の中で普段から意識をし身体を動かしているという人はあまり多くはないのではないでしょうか?
身体の歪みを改善するには普段から身体を動かす習慣を身に付けるしか方法はありません。
長時間の同じ姿勢が抗重力筋の低下を招く
抗重力筋とは
地球の重力に対して姿勢を保持するために働く筋肉。抗重力筋は地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉のことです。下腿・大腿・腹部・胸部・首の各部前後に張り巡らされ、前後互いに伸び縮みをしながらバランスを取っています。
引用元 e-ヘルスネット
身体を動かさないと関節の可動域は減少する
日常生活の中で身体を動かす機会が減ってくることで、身体の関節の可動域は徐々に減り柔軟性が低下します。
関節の可動域が減少すると普段から身体を動かす動作も小さくなり、身体の関節は更に可動域が減少します。
日常的に身体を動かす動作が小さくなることで、身体には変な癖が付き身体が歪みやすくなってしまいます。
例えば子どもの頃は身体が柔らかかったという人も身体を動かす機会が減る大人になると身体が硬くなったという人は多いですよね。
この様な人の多くは「もぅ歳だから身体が硬くなるのは仕方がない」と諦める方が多いですが、あまり歳は関係がなくただ単に身体を動かさなくなったことに原因があります。
身体が硬いとなぜ悪いでもお話をしていますが、身体の柔軟性が低下するとケガのリスクや疲れやすいといった症状を引き起こすので是非とも身体の柔軟性を保つ努力を惜しまないでください。
また身体の関節の可動域を改善するには日頃からストレッチをすることが大事になります。
身体の歪みを予防するには日頃から身体を動かす
肩こりや腰痛などの原因になる身体の歪みですが、日頃から身体を動かすことで身体の歪みは予防できます。
最近ではジムなどにいって筋トレをする人が増えましたが、仕事や育児が忙しいというひとにはジムに行くのは難しいかも知れませんよね。
そこで仕事や育児の合間に出来る簡単な運動をすることでも身体の歪みは予防できます。
例えば毎日欠かさずバンザイをするだけでも肩甲骨の可動域の改善が図れますし、洗面台の前で朝の支度をしながら踵を上げ下げをするだけでも十分な運動になります。
皆さんは「運動をしてください」と言うと大体の方は時間が無いと言いますが、ほんの少しの空き時間を有効に活用するだけで普段の運動不足を解消することが出来ます。
またほんの少しだけ時間に余裕があり身体の歪みを予防したいなら、是非とも体幹を鍛えるエクササイズを日常に取り入れてみてください。
身体が歪みやすい人ほど体幹が弱い傾向があるので体幹を鍛えることで歪みを解消することが出来ます。
身体の歪み解消に体幹トレーニングを始めましょう
姿勢が悪く身体が歪んでいるという人は、是非とも体幹を鍛えるエクササイズを行うことをおすすめします。
体幹を鍛えるエクササイズには狭い場所でも出来るプランクなどがおすすめです。
またヨガなども体幹を鍛え関節の柔軟性を改善するにはもってこいのエクササイズとなっています。
体幹トレーニングは比較的簡単に始めることが出来るエクササイズですが、体幹トレを間違った方法で行ってしまうとあまり効果は期待できないので先ずはしっかりと方法を身に付け行うようにしてください。
また最近では体幹を鍛えるグッズなども多数販売されているのでそれら体幹グッズを使って体幹を鍛えてみてはいかがでしょうか
それと最後に身体の歪みには大きく分けて4つのタイプに分類されますが、まずは自分のどのタイプの歪みがあるのかを知っておくことが大事です。
身体の歪みのタイプは身体の歪みのパターンは大きく分けて4つに分類されるで詳しく解説しています。