日頃から運動をしているという方でも、無理をし過ぎると腰痛などの症状を引き起こします。
腰痛において腰が痛くなる原因には様々なタイプに分類されますが、運動をした後に腰が痛くなるような腰痛は筋・筋膜性腰痛と呼ばれる腰痛に分類されます。
筋筋膜性腰痛と言われてもピンとこないかも知れませんが、いわゆる筋肉のオーバーユースです。
もっと簡単に言ってしまうと、筋肉の使い過ぎで腰が痛くなるということです。
今回は運動のし過ぎで腰痛を起こしてしまったときのセルケアなどについてお話させていただきます。
運動後に起こりやすい腰痛「筋・筋膜性腰痛」の原因について
運動のし過ぎによって運動後に起こる腰痛(筋・筋膜性腰痛)の原因は、腰周辺や背中などの筋肉に負荷がかかり過ぎ疲労が溜まることで起こります。
腰痛の種類は主に3タイプでもお話していますが、整体院などで診る腰痛で1番多いのがこの腰痛にあたります。
そして日頃から運動をしないという方は筋力不足など様々な影響により、無理な姿勢で運動を行っていることが多く筋肉には相当な負担を掛けていることが多々あります。
また自分で良かれと思っていた動作や姿勢なども、実は身体に負荷をかけている場合があります。
これら自然と身体に負荷を掛ける仕草を取っていると、筋肉には徐々に疲労が蓄積されやがて腰痛などの症状を引き起こしやすくなります。
それではどの様な行動(仕草)が筋肉に負担をかけやすいのでしょうか?
腰を捻るような運動時には注意が必要
野球やテニス・ゴルフといった腰を捻る様な運動をされる方は、筋・筋膜性腰痛を引き起こしやすい傾向があるので十分注意をするようにしましょう。
これら急激に腰を捻る様な動作は身体の側面にある筋肉(腹斜筋など)に負担がかかりやすく、また鍛えずらい筋肉でもあるので筋肉に疲労が溜まりやすい動作です。
それとゴルフの様に前傾姿勢を維持しながら腰を捻るという行動は特に注意が必要で、それら運動を行った後は必ず身体のケアをする様にしましょうね。
そして疲労が溜まり痛みが出てから整体院などへ行っても1回では痛みが取れづらいので、腰が痛くなる前からしっかりとセルフケアをする様にしましょう。
筋・筋膜性腰痛の場合にはレントゲンなどでは異常は見つからない
運動のし過ぎで運動後などに腰が痛くなると、整形外科など病院を受診される方が多いかと思います。
しかし「筋・筋膜性腰痛」の場合ですと、病院などでレントゲンなどの検査では特に異常を見つけることが出来ません。
レントゲンはあくまで骨に異常が無いのかを診断するもので、筋肉の異常の場合はレントゲンでは診断しきれないのが現状です。
ですので病院などでレントゲンなどを撮っても「骨には異常がありません」とお医者さんから診断されることが多いんですよね。
また筋・筋膜性腰痛の場合「足が痺れる」や「筋力が低下する」などの症状(神経症状)も無いのが特徴です。
筋・筋膜性腰痛による痛みを取る方法
「筋・筋膜性腰痛」は字のごとく「筋肉」や「筋膜」に原因があるので、痛みを伴わない程度にストレッチなどを行い筋肉の柔軟性を取り戻すことが大事です。
しかしストレッチと言っても闇雲に行ってはかえって腰痛を悪化させる場合もあるので、それら腰痛などに対する知識がしっかりあるところに指導を受けるようにして下さい。
またストレッチも1回やったくらいでは腰の痛みの無くならないので、日々継続して行うことが大事になります。
それと当院でも腰痛(慢性期)のお客様に対しては、患部を温め血流を促す施術を行い痛みの軽減を図ります。
それと同様にご自宅などでもホットパックを患部当てると血行が良くなり腰痛などが緩和されますので是非ご家庭でも行うようにしてみてください。
しかしここで注意しなくてはいけないことがございます。
それは急性期などの腰痛(いわゆるぎっくり腰など)の場合は患部を温めるのではなく、アイシングや消炎鎮薬を用いて患部の炎症を早期に改善することが大事になります。
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腰への負担を軽減するためにも身体のバランスを整えることも大事
それと普段から前傾姿勢(猫背)でいることでも腰への負担が増えるので、普段から身体のバランスを整える為にも整体院などで身体のケアをすることをおすすめ致します。
普段から猫背など姿勢の方は運動時には更に腰への負担が増すので、自分の姿勢が悪いと自覚がある方は是非とも整体などで身体のメンテナンスを行うようにしましょう。
また猫背以外にも「反り腰」や「巻き肩」などの姿勢の方も身体のバランスが崩れるので腰痛になりやすい傾向があるので、猫背以外の方も是非整体院で身体のメンテナンスを行うようにしましょう。
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腰痛予防には身体の柔軟性をあげることも大事
身体が硬いということはデメリットばかりで、腰痛を改善するには身体の柔軟性を高めることも大事になります。
特に股関節が硬いと腰痛になりやすいでもお伝えしていますが、股関節の柔軟性が低下している方は腰痛などの症状になりやすいです。
ですので股関節が硬い方などは、しっかりと股関節の柔軟性を高めるストレッチなどを日頃から行うようにしましょう。
そして腿の前後の筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)もしっかりとストレッチしてあげることで、股関節の柔軟性も改善されるので股関節に限らず屈伸運動などで腿の前後のストレッチも行うようにしてください。
ストレッチの方法などは身体の歪み改善におすすめな部位別ストレッチ一覧にて説明しているので是非ご覧ください
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参考肩こりや腰痛におすすめ部位別ストレッチ
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筋・筋膜性腰痛は筋膜をリリースして腰痛予防
筋・筋膜性腰痛の場合には筋膜をリリースするこもおすすめします。
これら筋膜をリリースするには整体院などで施術を受けるのが一般的でしたが、最近ではご自宅などでも簡単にリリースできるツールも沢山販売されています。
価格も手ごろな価格設定ですので、腰痛の予防のために購入をおすすめいたします。
腰痛改善には体幹を鍛えるのも効果的
股関節の柔軟性も大事にはなるのですが、体幹を鍛えることも重要です。
体幹の筋肉が弱ると正常な姿勢でいることが困難になり悪い姿勢になりがちになります。
よい姿勢を保つためには、体幹などを鍛えることがとっても大事です。
また体幹トレを行うことで何故スポーツ時のパフォーマンスが向上するのかでもお話していますが、体幹を鍛えることで運動時やスポーツ時のパフォーマンスの向上も図られます。
特に30代を境に体幹などは衰え始めますので、最近自分の姿勢が悪くなったなぁと思われる方は是非体幹トレーニングを行うようにしましょう。
旭川市で腰痛のことなら
運動のし過ぎなどで運動後に腰痛などの症状がでるという方は、日頃からご自身の身体をケアをされている方ならある程度は防ぐことが可能です。
しかし毎回運動後に腰が痛くなるという方はセルフケアだけではもう遅いかも知れません。
運動後に毎回腰が痛くなるという方は1度整体院などで身体の調整をするのをおすすめいたします。
当整体院では運動後に起こる腰痛などの原因に対し施術を行うだけでは無く、その方の普段の身体の使い方などから最適なストレッチなどもご提案させていただいております。
旭川市で腰痛のことなら旭川市の整体院ヨシダカイロプラクティックにご相談を