肩こりや腰痛予防にストレッチを行っているという方は多いのでは無いでしょうか?
ストレッチのメリットとして筋肉や関節の柔軟性の向上や血流の改善などが挙げられますが、ポイントを押さえて行わないとせっかくのストレッチの効果も半減します。
例えば【筋肉を伸ばしている時間】や【どんな時に行えば効果的か】など、ストレッチの基本をしっかりと意識することでストレッチの効果を最大限発揮することが出来ます。
ここではそれらストレッチを行う際のポイントについて説明させていただきます。
ストレッチの基本原則をしっかり知っておこう
ストレッチの効果を最大限引き出すためにも、ストレッチの基本をしっかりと覚えておきましょう。
ストレッチを行う際に重要となってくるのが以下の4点となってきます。
ストレッチのポイント
- 筋肉をストレッチする時間
- ストレッチを行うタイミング
- ストレッチを行う頻度
- ストレッチする部位を意識する
ストレッチをする際には上記で挙げた4点が重要なポイントになってきます。
これらポイントを意識する様にすることでストレッチの効果を最大限発揮することが出来るので、これからストレッチを始めようと追っている方は是非ポイントを意識するようにしましょう。
それでは各ポイントについて詳しく説明していきます。
ストレッチで伸ばす時間は?また伸ばす際の強さは?
また伸ばしたい部位を一気に伸ばすのではなく、ゆっくりと伸ばしイタ気持いと感じる場所まできたら15~30秒程度そのままの状態で姿勢をキープします。
ストレッチを行う際に稀に見かけるのですが、かなり強引に痛いほど力強く伸ばす方がいますがこれは間違いです。
下手をすると筋肉を痛める可能性も出てくるので、間違っても痛いほどにストレッチは行わないようにしてください。
また特に伸ばしたい部位がある時は時間を長くするのではなく、伸ばしたい部位のストレッチの回数を多くするようにしましょう。
筋肉はある一定時間伸ばすと元の長さに戻る性質がありますが、余り長い時間伸ばし過ぎると元の長さに戻らなくなり伸びた状態のままになる場合がございます。
なので、長い時間伸ばすとしても最高でも1分を目安にするようにしましょう。
ストレッチをするタイミングは?
ストレッチはいつ行うと効果的ですかとよく質問されますが、風呂上がりなど筋肉が温まっている時に行うのが理想的です
筋肉は性質上冷えていると伸びずらいので、ある程度筋肉を温めてからストレッチを行う方がより効果的に行えます。
ご自宅にいる時などは風呂上がりにストレッチを行うと良いのですが、外出時などはお風呂には入ることは中々難しいかと思います。
その様な時はその場で軽くジャンプしたり、身体全体を軽く動かしてから行うようにしましょう。
たったこれだけでも身体の血流が上がるので、何もしないでストレッチをするより筋肉が若干温まりストレッチ効果が期待できます。
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ストレッチを行う頻度は
ストレッチをしていても効果が出ないという方も多いかと思いますが、中々ストレッチの効果が出ない方は圧倒的にストレッチを行う頻度が足りていません。
スマホなどが普及したころによりネットで簡単に様々な情報を入手することが出来るようになり、それら情報サイトなどで調べるとストレッチは週に1~2回行えばよいという情報をよく目にします。
しかし私個人的には週に1~2回ではストレッチの効果は期待できないと思います。
もちろん全くストレッチをしない様な方より方は良いのかも知れませんが、週に1~2回程度行っても身体の柔軟性を手に入れることは出来ないと思っています。
ストレッチは毎日継続することに意味があり、毎日継続することで長い期間ストレッチを行うので身体が柔らかくなると思います。
身体が硬く本気で身体を柔らかくしたい人は毎日継続するというほうが良い結果が出やすくなりますよ。
またより短期間でストレッチの効果を得たいという方は、1日に何度も行うことでよりより短期間で効果が期待できます。
伸ばす部位を意識すると効果倍増
ストレッチに限らず勉強や仕事などでも同じことが言えますが、ダラダラ何も考えず行うのとしっかり意識(集中)し行うのでは、ストレッチの効果が全然違ってきます。
特にストレッチの場合には、ただなんとなくストレッチをしていてもあまり効果が望めません。
今はどの部位をストレッチしているのかちゃんと意識して、ちゃんとその部位が伸ばされているのかを確認しながら行うようにしましょう。
当整体院へお越しになられた方へストレッチの指導なども行っていますが、指導時に自分でどこが伸びているのか分からないという方を見かけます。
これではせっかくのストレッチの効果は期待できないので、しっかりとどの部位が伸ばされているのか分かるまで指導は続きます。
意外と多くの方がこれと同じくなんとなくストレッチをされている方が居るかと思いますが、せっかくストレッチをするならちゃんと効果が発揮するストレッチをするようにしましょうね。
ストレッチの効果をあげるにはポイントを押さえて行うことが大事
ストレッチには肩こりや腰痛などの予防する効果が期待できますが、今まで説明したポイントを押さえて行わないとストレッチの効果は半減します。
仕事や家事で忙しい合間にストレッチをしているという方は、せっかくの時間を台無しにしてしまう可能性もあるのでしっかりと効果が出るストレッチを行うようにしてください。
またストレッチには静的なストレッチや動的なストレッチなど目的によって行うストレッチが変わってきます。
これら目的別に行うストレッチの解説はストレッチの種類についてをご覧ください。
参考ストレッチの種類について|目的に合った行うストレッチを行いましょう
肩こりや腰痛など予防する為には、ストレッチは非常に効果的です。 しかしどこでも簡単に出来るストレッチですが、きちんとストレッチを行うポイントを押さえて行わなければ効果は半減します。 またストレッチには ...
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肩こりや腰痛予防のセルフケアに最適なストレッチ
当整体院では肩こりや腰痛などの施術を終えた後には、ご家庭で簡単に出来るストレッチの指導を行っています。
いくら整体院などで身体のメンテナンスを行っても昨今の日常生活の中では肩や腰に負担がかかり、自分でそれらの部位のセルフケアを行わなければ直ぐに肩こりや腰痛などの症状を引き起こします。
ですので本気で肩こりや腰痛などを予防したい方は、日々ご家庭でストレッチをなどを行い身体に不調が起こりずらい身体作りをすることをおすすめします。