厚生労働省国民生活調査の症状別統計では、一生のうちで腰痛にかかる確率は60~80%とも言われております。
また腰痛を訴える割合は男性で1位、女性では2位で、肩こりや関節痛と並んで多くの人が悩んでいる症状です。
そんな多くの方が悩まされている腰痛ですが、腰痛を引き起こす原因には日頃の運動不足が関係しています。
なので普段から腰痛持ちだという方は少しでもいいので身体を動かす習慣を身に付けることをおすすめします。
ここでは日頃の運動不足がなぜ腰痛を引き起こすのかについて解説させていただきます。
運動不足が原因の腰痛|筋肉への負担や血行障害が腰痛の原因
日頃から身体を動か習慣が無く運動不足気味だと、腰周辺の筋肉が衰え身体の柔軟性が低下します。
正常な姿勢を保つには抗重力筋などの筋肉がとても大事で、筋力が低下するこで背骨を真っ直ぐに支えることが出来ず腰などに負担がかかります。
また腰周辺の筋肉に負担がかかると筋肉が凝り固まり血行が悪くなるので、痛みを引き起こす物質(乳酸など)がでるので痛みを感じやすくなります。
もちろん腰痛になる原因は運動不足だけに限らず様々な原因がございますが、腰痛を予防するのに1番よい方法が日々運動をし筋肉や関節の柔軟性を保つことが大事になります。
様々な腰痛の原因について
旭川市の整体院「ヨシダカイロプラクティックオフィス」です。 厚生労働省国民生活調査の症状別統計では、一生のうちで腰痛にかかる確率は60~80%とも言われております。 また腰痛を訴える割合は男性で1位、 ...
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日頃から身体を動かすと姿勢も良くなり腰痛予防に繋がる
日常的に運動不足が続くと脊柱起立筋などの姿勢維持には欠かせない筋力(抗重力筋など)が低下していきます。
綺麗な姿勢が維持できないと猫背などの悪い姿勢になり、更に腰へ負担がかかり腰痛を引き起こしやすくなります。
ですから今まであまり身体を動かす機会が無いという方は、少しずつでいいので今後は身体を動かすよう努力してみてはいかがでしょうか?
始めは家の周りを10分程度散歩するくらいから始めて立派な運動になります。
運動不足気味で姿勢が悪いのなら体幹を鍛えましょう
日頃から運動不足気味で姿勢が悪いという方は、先ずは体幹を鍛えるエクササイズをご自宅で取り入れてみてください。
体幹を鍛えるエクササイズは沢山ありますが、おすすめなのがご自宅で簡単に出来る「プランク」がよいです。
またバランスボールやバランスデスクなどもご自宅でテレビを見ながらでも出来る簡単エクササイズになります。
因みに私も以前はバランスボールをリビングを置いてテレビを見ていた時期がありましたが、バランスボールって意外と場所を取るので邪魔になります。
そこで最近ではバランスデスクに変えたところ、場所も取らず快適に体幹を鍛えることが出来るようになりました。
運動不足が原因の腰痛もちにおすすめな運動
運動不足が原因の腰痛もちの方におすすめ運動をご紹介いたします。
先ずは先程ご紹介したプランクなどで身体の基礎部分を鍛えてから、少しずつ種類を増やしていくとよいでしょう。
いきなり色々な種類の運動を始めてしまうと、身体に負担がかかり過ぎるの徐々に増やすということが大事です。
腰痛予防におすすめな運動
- ウォーキング
- 腹筋群を鍛えるクランチなど
- 広背筋を鍛える背中のエクササイズ
- 腸腰筋を鍛える足上げ運動
これらの運動が腰痛予防に効果的なおすすめな運動になります。
ウォーキングなどは特にジムや運動場などへ行かなくても、ご自宅の周りを歩くことから始めてみてもよいと思います。
また身体の前後を鍛える為にクランチや広背筋を鍛える背筋運動などが良いでしょう。
ただし腹筋群を鍛える為によく行われる上体起こし(俗に言う腹筋運動)は腰痛を引き起こす原因にもなり得ますのでクランチがおすすめです。
そして正常な姿勢を保つためには骨盤の傾きが重要になりますが、骨盤の傾きに影響を及ぼす腸腰筋を鍛える為に踏み台昇降など足を上げ下げする運動をすることもおすすめします。
運動不足を解消し腰痛を予防しましょう
運動不足が原因で慢性的な腰痛もちだという人は、先ずは手軽に始めれる運動をに日常生活の中に取り入れるようにしてください。
また時間がなくなかなか運動が出来ないと言う人も多いかと思いますが、先ずはエスカレーターやエレベータばかりでは無く階段を使うようにするだけでも運動不足は少しは解消できます。
ほんの少しだけでいいので日常生活の中で身体を動かすという意識が芽生えるだけでも日頃の運動不足は解消できます。