慢性的な肩こりや腰痛といった症状って本当にツラいですよね。
出来れば肩こりや腰痛などとは無縁な生活を送りたいのが本音かと思いますが、肩こりや腰痛といった症状で悩まされている方の割合は日本全国で約8割以上だという報告もございます。
しかし、肩こりなどになりたくないと思っていても実際には自分で日々ストレッチなどをする方って非常に少ないのが本当のところではないでしょうか?
また、普段から身体を動かす習慣が無いので自分では知らず知らずの内に身体の関節などの可動域が減少してしまうんですよ!!
そこで日々肩こりでお悩みの方は1度自分の首の関節の可動域がどのくらいあるのか確認してみてください。多分、自分の首の関節の可動域が驚くほど少ないことを自覚出来るかと思います。
先ずは、「首」の可動域のセルフチェックを行う前に通常で首の関節がどのくらいの可動域があるのか知る必要があるので説明いたします。
首の関節は前後左右・回旋も出来る関節です
当院へ肩こりなどの症状でお越しになられる方には先ずは首周辺の関節の可動域を調べる検査を行いますが、大抵の方は自分の首の関節の可動域が非常に少ないことを自覚しておりません。
まぁ普段の生活においても「寝違えた」時などは「首が動かない」って自覚できますが、それ以外の時には自分の首の可動域が多少減少していたとしても身体全体を使えば後ろ方を見ることも出来るのでそれほど生活には支障がないので気づきにくいものですよね。
しかし、普段から徐々に首周辺の関節の可動域が減少した結果、あの嫌な慢性的な肩こりになってしまったんですよ。
そこで本来「首」の関節ってどのくらい動くのか知っていれば、普段から少しは自分で動かなくなったという自覚を持つことにより肩こりが予防出来るかもしれないので首の可動域がどのくらいあるのか説明いたします。
首の前後の可動域
先ずは、首の前後の可動域の説明になります。
真横から見た時の姿勢になります。
本来、良い姿勢で立つと身体の中心は耳周辺と肩の中心そして大転子を一直線に並んだようになります。
この時に顔が前に出過ぎていたり肩が前に出ていると猫背と呼ばれる姿勢になります。
自分の姿勢がどうなっているのか知りたい時は、壁などに頭と背中・お尻を付けて立ってみると分かります。※詳しい説明は別のページで説明いたします
そして、真っ直ぐに立った時に首だけを前側に倒していくと約60°前屈出来ます。
そして首を後ろに倒すときは約50°倒れます
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首の左右の可動域
先ほどの前後の可動域同様に首は左右にも動きます。
また、左右以外にも回旋と言って首を回すこともできますよね。
先ずは、左右の可動域ですが正面を向いた状態から首を横に倒してみると首の可動域は約50°前後あります。※画像では50°も動いていませんがご了承ください
そして、首を回す動作では真横に約70°動きます。
当院へお越しになられる方の中には、この回旋の検査の時に通常の半分程度しか動かない方が多数おられます。
しかし、半分程度しか可動域が無いにも関わらず首が動いていないと自覚されない方がいます。
その様な方の場合、首を真横に動かしているつもりでも実は真横に動かしているつもりでも首が段々と下の方へ曲げているだけという方もいます。
もし、自分で回旋の可動域を調べる際には首を真横に動いているか確認しながら調べてみてください。分かりずらい方は顎の高さを確認しながら調べると分かりやすかと思います。
肩こりにお悩みなら先ずは自分の首の可動域を調べてみてください
普段から肩こりなどでお悩みの方は先ずは自分で首の可動域などを調べてみてください。
上記で説明しているくらい本来首の可動域はあるはずです。
また、年齢により多少は可動域は減少しますが、若い30代や40代で上記数値以下の場合にはストレッチなどをして少しでも首の可動域を改善する様に心がけましょうね。
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なぜ、首の可動域は減少するのか?
しかし、なぜ首の関節の可動域が減少するのでしょうか?
その答えは長時間のデスクワークやスマホの長時間の使用が影響しています。
例えば長時間のデスクワークの場合には同じ姿勢でPCなどと「にらめっこ」していますよね。
同じ姿勢で仕事をすることにより肩周辺の血行は悪くなり筋肉に徐々に硬くなりっていきます。
そして血行が悪くなり筋肉などが硬くなるにつれ筋肉はやがて酸欠状態になります。
すると発痛物質を含む様々な物質はそこに溜まりやがてそこがコリとなってしまします。
これを何年も同じことをしているとやがて慢性的な肩こりとなり中々改善出来ない肩こりを生み出してしまうのです。
慢性的な肩こりなどに1度なってしまうと自分では中々改善出来ないのでその様な時は是非とも整体院やカイロプラクティック院などへ行くようにしましょうね。
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