産後に起こりやすい身体の不調(産後腰痛や恥骨痛)の原因は骨盤の歪みが関係しています。
また妊娠中に筋力が低下することでもこれら身体の不調を引き起こす場合があります。
特に妊娠中に筋力が低下しやすい筋肉を産後に鍛えることで、産後に起こる身体の不調を予防することが出来ます。
それでは妊娠中に筋力の低下が起こりやすい筋肉について解説していきます。
「骨盤底筋」産後の尿漏れの原因になる
骨盤底筋は骨盤の底部に位置する筋肉群で、膀胱、子宮、直腸などの内臓を支えています。
また排尿や排便をコントロールする役割もあります。
特に妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれて、骨盤底筋に負担がかかり筋力の低下が起こりやすくなります。
骨盤底筋が正常に機能しなくなると、産後の尿漏れや便秘などを引き起こす原因となります。
なので産後から尿漏れなどの症状に悩まされているという方は、骨盤底筋運動などのエクササイズをすることをおすすめします。
産後の尿漏れに効果的な骨盤底筋体操
妊娠中は骨盤底筋が弱くなりやすく、骨盤底筋が正常に機能しなくなると産後の尿漏れの原因になります。
そこで産後に尿漏れなどの症状に困られている方は、骨盤底筋体操で弱った筋力を回復させましょう。
骨盤底筋体操
- オシッコなどを我慢しているときのような感覚でおしりを締めます。
- おしりを締めた状態を3秒間キープします。
- 3秒経ったらおしりを緩めます。
- これを10回程度繰り返します。
骨盤底筋体操は1日朝・昼・晩と3回行うのがおすすめです。
その他の骨盤底筋を鍛えるエクササイズは産後の尿漏れに「骨盤底筋」を鍛えて予防をにて詳しく解説しています。
「腹筋」姿勢不良や腰痛の原因に
妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれ腹筋に負担がかかり、お腹の筋肉(腹筋)の筋力が低下しやすくなります。
腹筋は身体を支えよい姿勢を保つ役割があるので、腹筋群の筋力が低下すると姿勢不良になりがちです。
また腹筋群が弱くなり姿勢が悪くなることで、身体のバランスが崩れ肩こりや腰痛などの症状を引き起こします。
なので産後は腹筋などを鍛えるエクササイズ等を行うのをおすすめしますが、一般的な上体起こしなどの腹筋運動は腰を痛めやすい運動になります。
そこで産後は腹筋を含め身体全体の体幹を鍛えられるプランクなどを取り入れると良いでしょう。
「ハムストリングスや大腿四頭筋」歩行や階段の上り下りが辛くなる
妊娠中はどうしても日常生活の活動レベルは低下し、下半身の筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)の筋力が低下します。
大腿四頭筋などは膝を曲げ伸ばしする役割があるので、筋力が低下し正常に機能しなくなると産後にひざ痛などを超しやすくなります。
また大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋肉の柔軟性が低下すいると、股関節に負担がかかり産後に多い恥骨周りなどが痛くなりやすくなります。
なので産後は赤ちゃんを連れての散歩などをするようにすることで、大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えることをおすすめします。
産後は骨盤の歪みを整えてから運動を始めましょう
妊娠中は赤ちゃんが大きくなるにつれ、様々な箇所への負担が増加します。
それにより骨盤底筋や腹筋などの筋力が低下します。
筋力が低下することで尿漏れや恥骨痛などにも繋がるので、産後は少しづつでもよいので筋肉を鍛えることをおすすめします。
また産後は出産の影響により骨盤がグラグラで不安定な状態です。
この骨盤が不安定な状態で身体を動かすと余計に身体には負担がかかるので、産後は骨盤矯正などで産後に拡がった骨盤を元の状態へ戻すことが大事です。
旭川市の整体院ヨシダカイロプラクティックオフィスでは産後の骨盤に特化した特別なコースにて骨盤矯正を行っています。
当整体院は確かな技術と豊富な経験により、骨盤矯正は1回の施術でも身体への変化が実感できます。
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