骨盤の傾き具合に影響する腸腰筋の役割

2020年1月10日

腸腰筋とは

 

骨盤の傾き方などに関係する大事な筋肉に腸腰筋という筋肉がございますが、腸腰筋ということば自体は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

しかし腸腰筋という言葉聞いたことがあるが、どのような筋肉などかご存知ないという方が多いと思います。

そこでまず簡単に腸腰筋について説明させていただきます。

 

腸腰筋とはどんな筋肉?

腸腰筋とは「腸骨筋」と「大腰筋」や「小腰筋」の総称で、立っている時はよい姿勢を保つために背骨を真っ直ぐに起こしたり、また歩く時は足の上げ下げを行う筋肉です。

ですので腸腰筋は立っている時と歩くときには別々の働き方をしているということになります。

2つの別々の役割を持っているので、大変疲れやすい筋肉だというこになります。

また腸腰筋は「腸骨筋」「大腰筋」「小腰筋」の総称になりますが、各筋肉についても少し詳しく説明致しますね。

 

大腿骨内側に付着している腸骨筋

腸腰筋とは

腸骨筋

骨盤の内側と大腿骨の内側を結ぶ筋肉。

主に足を上げる際に働く筋肉で、骨盤の傾き方に影響を与えます。

最近では1日中座った仕事(デスクワーク)などが多くこの腸骨筋などは常に萎縮している状態の方が多く、腰痛などを引き起こしやすくなっています。

 

 

大腰筋とは

大腰筋とは

大腰筋

骨盤の内側と大腿骨の内側を結ぶ筋肉。

主に背骨の屈曲や股関節の屈曲などをする際に使う筋肉です。

この大腰筋が萎縮すると反り腰と呼ばれる姿勢になりますし、機能が十分果たせれなくなると猫背などの姿勢になりやすくなります。

 

 女性のスタイルに影響を与える腸骨筋

腸骨筋は骨盤の内側から大腿骨(足の骨)の内側に付着しており、主に足を曲げたりする際に働く筋肉です。

また姿勢維持にも欠かせない筋肉となっています。

実はこの腸腰筋は女性のスタイルに大変影響を与える筋肉で、この腸骨筋が弱くなると骨盤が後傾しポッコリお腹の原因を作り出します。

また、この腸腰筋は日本人に比べると外国人(特に黒人など)の方が大きく発達しており、あの外国人特有のプリッと上がった綺麗なヒップを作り出す要素を持っています。

さらに、陸上競技なども外国人の方が比較的成績が良いのも、この腸腰筋が大きく発達しているためでもあります。

もちろん勤勉な日本人は体格差を埋めるべく日々努力してこの筋力差を埋めて良い成績を残す事が出来ていますよね。

 

スポーツ時のパフォーマンスに影響を与える大腰筋

大腰筋は腰椎(腰の骨)から大腿骨(足の骨)の内側に付着しており、腸骨筋と同じ役割を持っています。

先ほどの腸骨筋は骨盤の向きに影響を与える筋肉でしたが、大腰筋は腰椎を緩やかに前湾させる働きがあり、大腰筋が張り過ぎると腰椎が過前湾気味になり腰痛を引き起こしやすくなります。

本当はもう一つ小腰筋と言う筋肉も存在しますがこちらの筋肉は約50%に人に欠如していると言われており足の上げ下げには関係してないので今回は図に入れませんでした。

ちょっと雑談

全然、姿勢とは関係の無いお話ですが、虫垂炎(別名 盲腸)になると足を伸ばすと激痛が走りますが、この虫垂が大腰筋の上に位置しており足を伸ばす事で虫垂を圧迫するからなんです。

 

姿勢だけじゃない 中年太りともオサバラできる

中年太り

腸腰筋は身体の中でも比較的代謝の大きな筋肉の1つですが、年齢とともに急速に衰えやすい筋肉です。

この様に比較的代謝活動が高いが、年齢とともに急速に衰えるのは腸腰筋だけでは無く、モモの筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大臀筋)なども加齢とともに急速に衰える筋肉の代表的な筋肉となっています。

この筋肉群が衰え始める時期は、実は20代後半から始まります。

なので、30代・40代の方ならお分かりになるかと思いますが、歳を重ねるにつれて段々と太りやすくなるのはこれらの筋肉群が急速に衰えた証拠になります。

これらの筋肉が衰えたことがよくわかる例として、中高年の男性でよく見られる現象ですが、足やお尻は細いのに対しお腹だけ異常に出ている方っていらっしゃいますよね。

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