この数年でジムなどで身体を鍛える人が増えてきていますよね。
当整体院へ訪れる方の中にも、健康のためということで身体を鍛えているという人は多くいます。
健康のためジムなどで身体を鍛えることはとても大事なことですが、中には自分の身体を鍛えることに対して否定的な方も多くいます。
特に40代・50代の中高年の方は「この歳になったら筋トレをしても効果がないよ」と言われる方が多いように感じられます。
一般的に40代・50代になってから筋トレをしても、なかなか筋肉はつきずらいのが現状です。
しかし中高年になってからでもちゃんとした方法で筋トレを行えば、ちゃんと筋トレの効果を実感することは可能です。
中高年が筋トレをしても筋肉が付かない原因はタンパク質が関係している
一般的に40代・50代になってから筋トレなどで身体を鍛えても、筋肉はつきずらいと言われています。
実際に40代・50代になってからジムなどで身体を鍛えても、若い時の様に筋肉はつきずらいです。
しかしこの40代・50代で筋トレをしても筋肥大が起きない理由には、実は年齢には関係は無く日頃の食事が関係しています。
実際に私自身もそうですが40代・50代になると、若い頃に比べると食事の量は減ってきます。
またお肉などの摂取も若い頃に比べると極端に減ってきたという方が多いのではないでしょうか?
お肉などには筋肉を作るために必須のタンパク質が豊富です。
また若い頃に比べ食事量が減ることで、筋肉を作るタンパク筆の摂取量も必然的に減ってきます。
これが40代・50代で筋トレをしても筋肥大が起こらない原因になります。
たんぱく質の摂取量を増やし健康的な身体を目指す
厚生労働省が発表している資料にも記載されていますが、年齢が上がるにつれ日々の活動量が減るので食事量が減り結果的にたんぱく質の摂取量が減ることが分かっています。
なので中高年になってから筋トレをしても筋肥大が起きないと嘆いている方は、日頃の食事を見直し積極的にたんぱく質を摂取するように心がけることで筋肥大の効果を実感できるかと思います。
筋肥大が起きやすいたんぱく質の摂取量は、自分の体重1kgあたり1.2~1.4gのたんぱく質を摂取することが望ましいと言われています。
これは筋トレの強度などにも関係してくることなので、自分が目指している身体にする為にはどの程度摂取すればいいのかなども変わってきます。
そして中高年の場合は自分の身体の現状維持で最低でも自分の体重1kgあたり1~1.2gを目安にたんぱく質を摂取するように心がけましょう。
NHKで放送されているクローズアップ現代で以前放送された高齢者こそ肉を食べようでも言われていますが、年齢が上がるにつれ「肉は身体に悪い」といって肉を食べなくなり結果的に不健康な身体になります。
いつまでも健康でいたいなら日頃の食事を見直したんぱく質を積極的に摂取するようにしましょうね。
40代・50代だからこそ健康を意識し筋トレをしましょう
年齢が上がるにつれ普段の活動量が減り食事の量が減ったり、運動不足などが原因でお腹周りが気になりだす頃かと思います。
特に40代以降は筋肉量が極端に減ってくるので、尚更太りやす傾向があります。
また筋肉量が減ることで普段の姿勢が悪くなり、猫背など見た目的にもマイナスです。
そして普段から猫背などの姿勢でいると肩こりや腰痛などの症状の原因になります。
なので40代・50代は積極的に筋トレなどをし、つまでも健康でいられるよう身体をきたえることをおすすめします。
高齢者(70代・80代)でも筋トレの効果は望めます
40代や50代に限らず70代や80代になってからでも筋トレを始めると筋肉は大きく(筋肥大)なります。
もちろん70代や80代になると余り高重量(重たいもの)の物を持つことが難しくなるので、40代や50代から筋トレを始めるより筋肥大するスピードが落ちるので身体に変化が合わられるまでにはある程度の期間を必要になります。
それでも健康面のことを考えればいくつになったとしても筋トレなどをした方が良いかと思います。
ただ高齢者の方が筋トレを行う際に注意しなければならないことがございます。
それは決して無理な重量を上げようとしないことです。
筋トレなどは1回や2回やったとしても決して身体に効果なんて現れるものでは無く、継続して初めて効果が実感できるトレーニングです。
なので無理な高重量を上げようとしどこかを痛めてトレーニングが出来なくなることを避けるようにして筋トレを行う様にしてください。
また、高齢者の場合には軽い負荷での筋トレでも継続して行うことが非常に大事になります。