猫背って昔は高齢者の方がなる様な姿勢という認識がありましたが、最近では小学生や若い方でも猫背の人が非常に増えてきましたよね。
また自分で猫背だという自覚はあるが、特別になにかをして猫背改善を図ろうとされる方も少ないのでは無いでしょうか?
しかし猫背のままでいるとやがて「肩こり」や「腰痛」といった症状に悩まされるので、出来る限り早期に改善を図った方がいい症状なんですがね・・・
普段の生活が猫背になりやすくしている
近年の昔と比べ仕事や遊びなど全てにおいて猫背になり易い行動をとる様になってきてます。
例えば仕事でPC操作は当たり前になってきておりデスクワークで一日中座ってたり、スマホなどのゲーム機が急速に増え常に下を向いて何かを行っている事が多くなってきているからです。
何時間もPCの前に座りモニターとにらめっこをしていると、最初は良い姿勢でいられますが気がつけば頭は下がり、背中は丸くなり背骨の本来有るはずのカーブが無くなっています。
頭が下がる事により、背骨は本来のカーブ(後湾)より強くなり前傾姿勢でいる事により、胸などの筋肉(大胸筋等)が肩等を前側に引っ張る事により猫背になりやすくします。
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猫背改善! 骨盤を「たてる」とは?
長時間の間座ったままのデスクワークやスマホやパソコンなどの使用頻度が増えたことで、老若男女問わず猫背のような姿勢不良の方が増えています。 一般的に猫背を改善するには背中(背骨)の丸まりなどを改善すると ...
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猫背を自分で調べる方法
先ずは、壁に背中をつけて立ってみましょう
次に壁に足のかかと・お尻・背中・頭を順に付けて立ってみます。
この姿勢が辛いという方は猫背予備軍もしくは、もう既に猫背の様な姿勢になっていることになります。
一般的に姿勢がよい人はこの様な状態で立っても特に違和感を感じません。
しかし普段から背中が丸まり猫背姿勢でいるとこの姿勢はとっても窮屈に感じられます。
また背中を壁に付けた際に背中は付けることが出来るが肩だけ前方に飛び出すという人は、内巻き肩という不良姿勢で肩こりなどの原因になります。
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参考内巻き肩は猫背予備軍ですよ!
最近パソコン作業が多くなったり、スマホの使いすぎで知らず知らずの内に自分の肩が内側に入ってしまっている方が増えています。 この肩が内側に入ってしまう『巻き肩』になってしまうと、呼吸が浅くなって疲れやす ...
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猫背を予防する簡単エクササイズ
猫背のタイプによっても猫背予防法が異なりますが、ここでは一般的な猫背予防に効果的なエクササイズの方法の説明をいたします。
一般的に猫背の予防法といえば背中などに対しての予防の説明になりがちですが、最近ではスマホなどの使い過ぎで胸の筋肉(大胸筋)が萎縮することでおこる猫背が増えているので今回は大胸筋のストレッチ法などについての説明です。
もちろん猫背になる原因には胸の筋肉(大胸筋)以外にも、肩甲骨の可動域の減少や骨盤が後傾すること起こる場合があります。
しかしそれら猫背の原因を改善する前に先ずは猫背により縮こまった胸の筋肉を伸ばし大きく胸を張れるようにするためにも大胸筋のストレッチからおこなうのをおすすめします。
大胸筋とはどんな役割を持っている筋肉なのか
大胸筋(胸の筋肉)ってどんなイメージって聞くと、男性なら「厚い胸板」などを連想する方が多いですし女性であればバストアップ効果が期待できそうな筋肉というイメージでは無いでしょうか?
これら皆さんが連想されることはことも勿論正解なのですが、ここでは大胸筋の働きを少し説明させていただきます。
まず大胸筋とは重たいものを持ち上げる際には、肩関節の内転や屈曲を行う役割を持っている筋肉です。
そして大胸筋といっても実は3つの部位に分かれており、上部・中部・下部とそれぞれ腕を動かす軌道によって各々の役割を担っています。
ですから大胸筋のストレッチをする際には、上部・中部・下部それぞれをしっかり伸ばしてあげることが大事になってきます。
大胸筋について詳しくは姿勢などにも影響を及ばす大胸筋とはをご覧ください
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参考大胸筋の柔軟性低下が猫背の原因に
年齢に関係なく猫背の様な姿勢不良の人が増えていますが、姿勢を正そうと背中を真っ直ぐにする動作をされる方が多いです。 猫背は実際に背中が丸まっているので背中を伸ばすことは大事ですが、その猫背の原因が背中 ...
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大胸筋のストレッチ
自宅や職場などで簡単に出来る大胸筋のストレッチを2つほどご紹介いたします。
本当に簡単なストレッチなどで中々ストレッチが長続きしない方でも安心して出来るストレッチなので、猫背で悩まれている方は是非ご家庭や職場などでも行うようにしてください。
自宅で簡単に寝ながら行う大胸筋のストレッチ
ストレッチポールの半円タイプのモノを用意します。
ストレッチポールの半円タイプのモノをお持ちでない方は、バスタオルなどを四つ折りにし筒状に丸めた物でも代用がききます。
それを背骨に対し垂直に入れ仰向けで寝ます。
そして両手を大きく開き大の字で寝てみましょう。
たったこれだけで胸の筋肉(大胸筋)が非常にストレッチされます。
背骨の下にモノを入れて仰向けで寝ると床と身体の間に隙間が出来るので大胸筋を十分伸ばすことが出来るようになります。
また出来ればこのままの姿勢で10分ぐらいは仰向けで寝れるようにして下さい。
初めの内は2~3分程度の腕が痺れる様な感覚になるかと思いますが、しっかり大胸筋が伸びてくれば痺れなども無くなります。
また痛みを感じた際には直ぐにこのストレッチを中断するようにしてください。
メモ
なぜストレッチポールの半円タイプを推奨するかと言いますと、ストレッチポールだと床からの高さがあり過ぎて身体の柔軟性が無い人の場合バランスを取ろうと力まれる方が居るからです。半円タイプですと身体のバランスを取る必要がないので当整体院では半円タイプを推奨しています。
立ったまま行う大胸筋下部のストレッチ
職場などで行える大胸筋のストレッチです。
先ずは壁に横向きに立ち肘を90度に曲げ、肩と肘が水平になるよう腕を持ち上げます。
持ち上げた腕(肘)を壁につけ、上げている方の肩をそのまま壁と反対側に捻る感じで前に突き出します。
気持いいと感じる所で1分程キープします。
1分ほどキープしなくても十分に大胸筋をストレッチ出来るので、場所を選ばずどこでも簡単に大胸筋を伸ばすことが出来ます。
また猫背気味だという方は大胸筋が凝り固まってからストレッチをするのでは無く、凝り固まる前から少しづつストレッチをすることが大事なので時間を見つけてマメにストレッチをしてください。
これら大胸筋のストレッチについては「大胸筋」のストレッチにて詳しく説明していますので是非ご覧ください。
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参考肩こり予防&姿勢改善におすすめな大胸筋のストレッチ
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またその他のストレッチについてはストレッチ一覧をご覧ください
旭川市で猫背を改善した方はヨシダカイロプラクティックにご相談を
しかし当整体院で行う施術とご家庭で行うエクササイズを併用することで本当に姿勢を改善することが出来ますので、本気で猫背などの姿勢を改善されたい方は旭川市の整体院ヨシダカイロプラクティックにご相談を