子どものい集中力が続かないという理由で悩まれているという親の方が最近増えています。
子どもの集中力は個人差があり持って生まれたものもありますが、生活リズムや周辺の環境によっても変化します。
またそれら以外にも実は子どもの普段の姿勢の良し悪し(猫背)によっても、集中力が持続する子とそうではない子に分かれます。
そこでここでは普段の姿勢(猫背など)と集中力の関係についてお話をさせていただきます。
ご自分のお子さんの集中力が中々続かなくて悩まれているという方は、是非とも最後までご覧になり参考にしてみてください。
子どもの集中力が持続する時間について
子どもの集中力が持続する時間は個人差もあるので「持続する平均時間を出すのには意味が無い」と英オープン大学で心理学を教えるジェマ・ブリッグズ氏も言っています。
しかし皆さんはどのくらい集中力が持続するのか目安は知りたいですよね。
そこでこれはあくまで目安にしかなりませんが、幼少期のお子さんの集中力が継続できる時間の目安は【子どもの年齢+1分】と言われています。
また小学校低学年では約15分程度で、高学年でも30分程度と言われています。
因みに我々大人の場合は約90分程度と言われています。
幼少期 | 低学年 | 高学年 | 大人 | |
集中力が継続する時間 | 年齢+1分 | 約15分程度 | 約30分程度 | 約90分程度 |
ですので仮に4歳の子どもなら約5分程度しか集中力は持続しないということになります。
この様に子どもの集中力が持続する時間って意外と短いので「内の子どもは全然集中力が無いの」と悩まれている方でも、実はこれ以上に集中力を持続させようと期待し過ぎるのは間違いかも知れませんよね。
子どもの集中力を持続させるには
先程の年齢や学年による集中力の持続時間はあくまで目安にしかなりませんが、その時間よりもより多くの時間に集中していることって多々あります。
それは子どもがその行動自体に興味を持ち楽しんでいる時です。
例えば子どもが好きなアニメを見ている時やテレビゲームをしている時など、それら自分が「楽しい」や「興味がある」ことについては集中力が持続します。
ですので仮に学校の勉強や家での学習中などに少しでも集中してもらうためには、子どもが勉強を楽しく出来る(興味がでる)環境作りなども必要になるかと思います。
また幼少期に色々な所へ出かけたお子さんほど様々なモノに対して興味や関心も持つと言われておりますで、幼少期の子育ての方法などによっても成長した際の集中力の持続時間に変化が現れるかと思います。
子どもが猫背だと集中力を低下させる
興味を持っていることに対し集中力が持続するのは良いことですが、なかなか勉強などに対し興味を持たず集中力が続かないのではいただけませんよね。
また勉強などにおいて好き嫌いで集中するかしないのかでは、科目によっては大きな差が生まれます。
そこで興味がないことでも少しでも集中力が続くようにするために、先ずは子ども姿勢を改善してみてはいかがでしょうか?
集中力の持続時間には個人差もありますが、集中力が極端に続かない子どもの特徴として普段の姿勢が悪いことが挙げられます。
実際に私自身も子どもの授業参観などを見ていましたが、集中力が続かない子どもの多くは椅子への座り方など悪く背中を丸めて座っている光景を多くみかけました。
逆に座り方が綺麗で姿勢がよい子どもほど、先生の話をよく聞き集中力を持続しているように感じられました。
子どもの猫背は脳内の酸欠を引き起こす
なぜ子どもが猫背など姿勢が悪いと集中力が持続しないのかというと、猫背などの不良姿勢でいることで呼吸が浅くなり多くの酸素を身体に取り込めなくなるからです。
私たちの身体は多くの酸素を身体に取り込まなければいけません。
また集中力を持続させるには、脳により多くの酸素を供給しなくてはいけません。
しかし背中を丸め椅子などに座っていると呼吸自体が浅くなるので、身体の中に取り込む酸素の量が低下します。
すると必然的に脳へ送られる酸素量も低下するので、いくら集中しようとしても結果的に集中力を持続させることは困難になります。
脳への酸素量が低下すると言われてもあまりピンとこないかも知れませんが、例えばお腹が空いている時など脳へのエネルギー供給が出来ず頭は「ぼぉ」とし集中力は低下しますよね。
それと同じく脳への酸素量が低下するこで集中力が低下します。
また成長段階の子どもは大人に比べると約1/2程度しか酸素を体内に取り込むことが出来ません。
なので大人に比べるとどうしても子供は脳への酸素の供給が少なくなるので、集中力が長く続かなくなる傾向があります。
ですので少しでも集中力を持続させたいのなら少しでも多くの酸素を身体に取り入れられるよう、猫背などの不良姿勢を改善することが大事になるのです。
1回の呼吸で酸素を取りこむ量は
通常成人男性が1回の呼吸で肺に吸い込まれる酸素量が400~500ml程度と言われております。一方、小学生の場合ですと1回で吸い込む量は200~300ml程度になります。
呼吸が浅くなると体内のエネルギー不足も起こります
猫背の影響で肺が圧迫され呼吸が浅くなると脳への酸素不足だけに止まらず、生活するうえでも必要なエネルギーも作りづらくなり集中力の維持が困難になります。
酸素と体内エネルギーの関係
生活する上で必要なエネルギーは、普段の食事から摂取した食べ物が消化され色々な養分へと変わります。
その中の1つにブドウ糖がございますが、ブドウ糖と酸素が結びついた時に身体に必要なエネルギーが生まれてきます。
我々、大人でさえもお腹がすき体内のエネルギーが不足すると集中力を欠きイライラしたりするのに、ましてや子供が体内のエネルギー不足の状態で集中力を持続させることはかなり難しいかと思います。
この様に体内でのエネルギー不足の時に、いくら口で集中しなさいと言っても身体が本来持っている生理現象的な部分なので集中力を持続させることは難しいかと思います。
なかなか集中力の持続が難しいお子様などの集中力を持続させたい場合や高めたい場合などは、1度姿勢の改善(猫背を矯正する)を図られると集中力などが持続できるようになるかもしれません。
子どもの猫背などの姿勢を改善する方法については子どもの猫背を正しい姿勢に改善するにはをご覧ください
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なかなか姿勢と集中力が関係しているなんて分からないお話かも知れませんが、全く関係が無い様なことでも身体にとっては大きく関係してくることが多々あります。
旭川市で長年整体院を営んでいる当整体院にも子どもの姿勢を改善したく多くのお客様がご来院されました。
大人になてから猫背などの姿勢を改善するにはかなりの時間を要しますが、まだ骨格的に出来上がっていないお子さんの場合には早期に姿勢を改善することができるのでお子さんの姿勢が気になるという方は是非当整体院までご相談を
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