一般的に身体が歪むのには普段の悪い生活習慣(悪い姿勢など)などが原因で歪むってことを知っているかと思いますが、実は身体が歪む原因には普段の悪い生活習慣(悪い姿勢など)だけではないことをご存知でしたか?
ストレス社会が歪みを作り出している
ひと昔前に比べると格段にストレス社会になっていますよね。
中々景気が回復しないので金銭的なストレスだったり仕事上のストレスなど様々なストレスが今の現代社会で起きているかと思われます。
もちろん、会社の上司や友人との人間関係でのストレスも増えてきていますよね。
そんなストレスと毎日隣り合わせの生活をしていると、自分の知らない間に徐々に身体が歪んでいっているってことをご存知の方はどのくらいいるでしょうか?
多分、ストレスで身体が歪むことなんて知っている方なんてそうそういませんよね。
なぜ、ストレスが身体を歪ませるのか
直接ストレスが身体を歪ませる訳ではないのですが、ストレスが原因で内臓などに影響を与えることはご存知ですよね。
そしてその内臓などに影響が出始めると間接的に身体の歪みを引き起こす場合がございます。
例えば、ストレスを抱え込みすぎると肝臓などが疲れやすくなり内臓の働きを高める迷走神経の特に左側の筋肉が緊張しだします。
すると左側にある僧帽筋などの筋緊張が起こりやすくなります。※僧帽筋とは肩周辺(肩甲骨の周り)の筋肉で主に肩こりの原因になる筋肉です。
また、ストレスなどで肝臓の働きが悪くなると肝臓の中の血流も滞り肝臓自体の重さが増え身体の上半身が右前のめりになり身体の重心が右側へ傾きます。
すると身体を支えようと右側の骨盤周辺の筋肉(大腰筋など)に負担がかかり腰痛などを引き起こしやすくなります。
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呑み過ぎ食べ過ぎも身体の歪みを作り出す
内臓(消化器系)が関係する身体の歪みは先ほどの肝臓だけではありません。
例えば年末年始などはどうしても「呑み過ぎ食べ過ぎ」になりがちですが「呑み過ぎ食べ過ぎ」で胃や膵臓に負担がかかり過ぎると先ほどの肝臓とは逆の右側の迷走神経が緊張し右側に僧帽筋などが緊張しやすくなります。
なので、先ほどとは逆に左側に身体の重心が傾きそれらを修正しようとし左側の骨盤周辺の筋肉(大腰筋)などに負担がかかります。
このような日常を常に送っていると、やがて身体はどちらかに常に重心が偏っているので身体は段々と歪みやすくなります。
ストレスから身を守り歪みを予防しましょう
ストレスが多くなるとなかなか夜など寝付けなくなることがありますが、人間にとって睡眠は非常に大事な生理現象の一つです。
十分な睡眠が出来なくなると物事を考える「脳」などにも影響を及ぼします。
「脳」に疲れが出てくると日中は頭の中が「ボォー」ってしてきたり、背中の筋肉などが固くなりやすくなります。
背中などの筋肉が固くなると普段の生活で前屈をしたり後屈をしたりするのがしずらくなり段々と身体を動かすことが減ってきます。
また、最近では肉体労働よりもPCなどを使う仕事(頭脳労働)などが多くなりそれだけストレスなどで内臓などに負担がかかりやすくなり、それらが原因で肉体労働ではないが筋肉に負担がかかることが多くなってきています。
なので、事務作業やPCを常に使った仕事をされている方などの多くに「肩こり」や「背中痛」を訴える方が増えてきているのです。
ですので、身体の歪みを少しでも予防をされたい方は、日々の運動とともにストレスも身体を動かす習慣をつけストレスも発散するようにした方が良いですよ。