肩こりが原因で頭痛を引き起こすことは皆さんもご存知かと思います。
また肩こりが原因で頭痛を引き起こしている方は整体院などで肩こりの緩和を図れば、頭痛などの症状も和らぎます。
しかし肩こりが原因では無く、まったく違った原因で頭痛の症状を引き起こしる場合もございます。
そのような際には整体院などで頭痛に対する施術をおこなっても効果は期待できません。
特に危険な頭痛の症状でもお伝えしていますが、くも膜下出血による頭痛などは整体院などでは対処できませんの直ぐにでも専門の医院に行くようにしましょう。
くも膜下出血とは|普段とは違う激しい痛みの頭痛
くも膜下出血の場合、普段とは違う激しい痛みを伴います。
とても激しい痛みに襲われるのでわざわざ整体院などへ行かれる方はいないかと思いますが、ここでもう一度はっきり言っておきます
くも膜下出血などの頭痛の症状は整体院などでは適応外なので専門の医院に行きましょう。
それではくも膜下出血とはどのような状態になるのか少し詳しく説明致します。
くも膜下出血による頭痛の症状とは
くも膜下出血というのは血管のこぶである動脈瘤が破裂して起こることが多いと言われています。
血が出たら最後、頭の後ろを急にバットで殴られたような激しい頭痛が突然起きます。
このように突然バットで殴られたような激しい痛みを伴う頭痛の場合、直ぐにでも救急車などを呼び専門の病院へ向かう必要があります。
しかし頭痛が強いからと言って直ぐにくも膜下出血だと断定するは避けましょう。
頭痛の症状が激しくても痛みのピークに達するまでに20分~30分程度の時間が掛っている場合は、くも膜下出血ではなくまた別の頭痛の症状かも知れません。
くも膜下出血の場合には、はじめからピークの痛みが突然起こります。
なので頭痛の強さだけでくも膜下出血ということは断定は難しいかも知れません。
しかし普段とどうして違った痛みを訴えるときはご自身の判断ではなく専門の病院などで受診をするようにしてくださいね。
くも膜下出血による頭痛の原因
くも膜下出血の原因の85%は脳動脈瘤破裂、5%が脳動静脈奇形、残り10%ほどは原因不明だと言われております。
したがってくも膜下出血の原因はほとんどの場合、脳の動脈にできた動脈瘤というコブ(脳動脈瘤)が破裂することによって生じます。
動脈の壁に先天的に弱い部分がありそこに血液の流れ加齢による動脈硬化や高血圧などが加わって動脈瘤が発生すると考えられています。
動脈瘤の壁は非常に弱く破れやすい状態です。
これが破裂してクモ膜下出血を生じそのために約10%の方が発症直後に死亡し、40%の方が発症3日目まで50%の方が6ヶ月以内に死亡するといわれています。
肩こりが原因の頭痛でお困りなら
くも膜下出血による頭痛などは専門の医院で治療をしなければ命にかかわる危険な頭痛です。
しかし普段から姿勢が悪いことから肩こりを起こしやすい人は、肩こりが原因で頭痛を引き起こします。
肩こりが原因の頭痛は、肩こりを改善することで頭痛の緩和が図れます。
また慢性的に頭痛に悩まされているという方の中には、常にお薬で痛みを誤魔化しているという方も多くいるかと思います。
しかし頭痛薬などは一時的に症状の緩和が図れますが、根本的な原因をそのまま長期間放っておくとお薬が手放せなくなる恐れがございます。
また長期間頭痛薬などの服用をしていると、お薬自体が頭痛の引き金になる場合があります。
ですので慢性的に頭痛などの症状がある場合には、整体院などで根本的な原因の改善を図るのをおすすめいたします。