私自身整体院を経営しながら、40代を過ぎても現役のラガーマンをしております。
整体師兼ラガーマンのそんな私がスポーツ時の障害と外傷についてお話をしたいと思います。
とその前にここ最近ではある方からのご縁があり校生などの身体のケアをさせていただく機会が増え大会などにも帯同し、試合前にはケガ予防のためのテーピングなどもさせていただいております。
もちろん仕事柄ケガをした子どもたちの身体を第一に考えますが、プレイヤーとしての悩みも(怪我をしていてもプレーをしたい)解消出来るように日々努力をさせていただいております。
スポーツ障害とスポーツ外傷との違い
スポーツをやられている方などに多い障害や怪我についてお話させていただきます。
一般的にスポーツ障害とスポーツ外傷(怪我)とを同じモノと考える方が多いかと思いますが、解釈の仕方が微妙に違うので覚えておくといいかも知れません。
スポーツ障害とは
スポーツ障害とは長期的に同じスポーツを継続しておこなっている時など身体の使い方が偏るため同じ部位に負担がかかり起こる障害のことで、練習のし過ぎ(オーバーユース)により身体がついてこれなくなると起こる障害の事です。
特に男の子の場合には高校1~2年まで女の子においては中学3年生くらいまでは成長期にあたるので、それよりも早い時期から無理な筋トレなどを行うことでスポーツ障害を起こしやすくなる傾向があります。
スポーツ外傷とは
スポーツ時の突発的な怪我のことを指し、主に骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどが起こったときのことです。これらの外傷はスポーツ時だけではなく日常生生活でも十分起こり得る怪我です。
先程のスポーツ障害の場合ですとハッキリとした原因が分かりずらいですが、スポーツ外傷の場合にはハッキリとした原因(受傷起点)が分かっているケガのことを指します。
特にスポーツ障害とスポーツ外傷との違いを覚える必要はございませんが、「障害」と「外傷」では違うのね程度に頭の隅に入れておくといいかも知れません。
中高生の小さいなサインを見逃さない為にも
この様にスポーツ障害とスポーツ外傷とでは異なる原因がありますが、中高生などが部活動をしている際にどこか「痛い!」と訴えた場合にはスポーツ外傷では原因が分かるので処置をしやすくなるかと思います。
一方のスポーツ障害の場合には中々原因が分かりずらく、どこかが「痛い!」と言ってもケガを放置しがちにはなります。
ですので中高生などのお子さんが部活動をされいて特に原因が分からないがどこかが痛いと訴えている場合には、ちゃんとした専門の医院などを受診されるのをおすすめ致します。
そしてスポーツ外傷時は突発的なケガが多く予防するにも限界がございますが、スポーツ障害は日々の練習後のケアなどである程度防ぐことが出来ると私は感じています。
ですのでスポーツをされている方全員に言えることですが、練習後に行う身体のケアの重要性を理解することが重要になるかと思います。
身体のケアをしないでスポーツ障害により好きなスポーツが出来なくなるのは非常にツラいことです。
またコチラではスポーツ障害の主な原因についてのお話をさせていただいておりますので参考までご覧ください
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何度も申しますがスポーツ障害はある程度は原因が分かっていれば予防することが出来ると思っています。
しかしスポーツ障害の原因が分かっていなけれスポーツ障害を予防することが出来ません。
そこで中高生などがスポーツ障害を予防するための方法についてコチラで詳しくお話させていただきます
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部活動中に起こり得るスポーツ障害を予防しよう
旭川市の整体院ヨシダカイロプラクティックオフィスです。 カイロプラクティック院にて日々肩こりや腰痛などのクライアント(患者さま)を診る傍ら、最近では学生の部活動などの支援(テーピングや筋トレ指導など) ...
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